今年もクリスマスが終わった。
例年通り、今年もクリスマス直前は、街はプレゼント商戦でにぎわっていた。
クリスマスプレゼントは?
某ブランドのショップスタッフである筆者の知人は、毎年生々しい人間模様を目にするという。
クリスマスプレゼントにまつわる「魔性のおねだり女」のエピソードをご紹介しよう。
その1:完璧な下見のおねだり女
12月に入り、たびたび来店する女性がいた。お目当ては新作のバッグだが購入はしない様子。
何度目かの来店で「あの、これ取り置きにしてほしいんですけど、明日の12時になったら棚に出しておいてもらえませんか?」と相談を受けた。
翌日、女性は彼氏らしき人物とご来店。迷わずそのバッグを手に取り、鏡の前でポージングすること数分。
その間、鏡越しにちらちらと彼氏に視線をおくる……。またおくる……。店員にもおくる……「この新作バッグ、それがラストなんですよ」と声をかける店員。
彼氏がようやく財布を出したとき、このやたら無口なオンナはうつむき加減にほほえんだ。
念入りな下見から計画を立てていたであろう、「無言のおねだりテク」には脱帽だった。
その2:容赦ない鬼の返品女
クリスマスイブ前日、ショップの前でもじもじしていた男性客。どうやら彼女へ、奮発してプレゼントを購入したいらしい。
そんな男性客と一緒に悩みながら、1日かけてプレゼントを選んだ。
心温まったのもつかのま。クリスマスの翌日、男性客が買った商品とそのレシートを持って現れた女性客。
「これ、先日購入したんですけど、まだ返品できますよね?」
彼氏の真心を金に変える「鬼の返品女」であった。
しかもプレゼントのレシートまで提出させるとは、男のほうも付き合いを考え直したほうがいい。
その3:同伴おねだり女
クリスマス当日、艶っぽい中年カップルが来店した。
女性は言われるままに洋服を試着している。きっちり全身コーディネートで。
「値札を切ってやって」男性はドヤ顔でキャッシュカードをだしている。
うなじの下の値札を切りながら、販売員は気づいた。
このオンナいつのまにか髪をアップにしてやがる!!
最初に着てきたややダサの私服も、「おねだりテク」のひとつだったにちがいない。
プレゼントをうまく買わせるオンナの共通項は口数が少なく、男性に「オレの意思で買っている」と錯覚させているところだろう。
男性は女性の意のままに動かされているだけなのだ。
来年のクリスマスこそはこの「おねだりテク」を参考にして、ぜひ目当てのプレゼントをゲットしてみてはいかがだろうか。
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Written by Gow! Magazine編集部
Photo by reinn