リンゴ・スター(74)は出版社側がザ・ビートルズとしてのキャリアにしか興味を示さなかったことを理由に自伝出版のオファーを蹴ったそうだ。

 

常にその話を断ってきた

 

これまでに何度も自伝出版の話を持ちかけられてきたというリンゴだが、ビートルズ時代に焦点を置いて、1970年のバンド解散以降の生活や仕事を軽視するような回顧録を執筆する気はないそうで、常にその話を断ってきたのだという。ビルボード誌のインタビューの中でリンゴは、どちらかと言えば2008年発表の『想い出のリヴァプール』をはじめとした楽曲を通じて、自身の人生や思い出についてファンに伝えたいのだと話している。「伝記を書くって話はいくつかの出版社から持ちかけられたことがあるんだけど、みんな僕の自伝に興味があるとは感じられないんだ。僕がザ・ビートルズにいた8年間だけに興味があるんだよ。だから『想い出のリヴァプール』から僕の人生の一片を書こうって思いついたんだ。それぞれの曲が過去の思い出や事件にまつわったものなんだよ。自伝を書く代わりにそうしているんだ」

そんなリンゴの最新アルバム『ポストカーズ・フロム・パラダイス』では、ツアーバンドであるオール・スター・バンドをはじめ、ピーター・フランプトンやトッド・ラングレンらも参加している。このアルバムにはさらに自身の経験に基づいた楽曲が収録されているそうで、リンゴは昔ながらの方法を取った作品だと話している。「僕はまだ昔流のやり方をしているからね。ミュージシャンたちと一緒に時間を過ごして曲を書いて、演奏してみてそれをレコードにするっていうね。1989年にオール・スター・バンドとやり始めて以来、一緒に時間を過ごしながら作曲してレコーディングするってことをやってみたかったんだ。色んなバンドとやってみたけど、成功したのはこれが初めてさ。僕たちは性格的にすごく気が合うから3年もかけたんだ。オール・スター・バンドの中で2,3人は気が合うメンバーがいたけど、いつも他のメンバーと気が合わないやつがいたんだよ。でも今回のメンバーはそういうのがないんだ」Written&Photo by bangshowbiz

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