主に生殖機能に作用するホルモンとして知られているプロラクチンですが、母性行動を誘発する作用もあり女性が母になる際に重要な役割を担っています。

 

実は男性にもある

 

 妊娠を維持させる役割があり、子宮内膜を厚くさせ排卵を抑制します。赤ちゃんにおっぱいを上げる時にも作用しますが、赤ちゃんに母乳をあげる行為は性交時にオーガズムに達する感覚と同じなのは、このホルモンの作用によるものです。人間だけでなく哺乳類全体で観られる作用で、巣作りや育児に最適なホルモンである。また母乳の分泌だけでなく母乳の作成や乳腺の発達に必要なホルモンですが、排卵抑制効果があるので、母乳をあげている期間は排卵しない月経や極端にいえば無月経になる原因になります。子供がたくさん欲しいと思っている方は1歳になったら早めに卒乳して排卵させ準備する事をお勧めします。

 甲状腺異常の原因としてプロラクチンの分泌過剰がみられる場合があり妊娠などの生殖機能に影響を及ぼし無月経や不妊症の一因となっています。不妊外来の血液検査でホルモンの値もチェックされますが、このホルモンの値が高ければ投薬治療になる場合もあり、医師と相談が必要になります。高プロラクチン血症の治療は脳下垂体に腫瘍があれば腫瘍に対する治療を行う事で改善されますが、ピルや降圧剤など薬剤などが原因の場合は薬剤を処方した医師に相談して量を減らしたり別の薬で対応できるか聞いてみます。後はストレスを取り除き、自律神経を休める努力を行う事で改善されます。体が冷えると血流が悪くなりますので体温を保温して冷やさないようにすると冷えに弱い子宮や卵巣のダメージを回復させる効果もあります。出産時にも大量に分泌され辛い状況を打破するホルモンといっても過言ではなく女性が男性より打たれ強いのは母だから強くなるのではなく、ホルモンが分泌されているから強くなると言わざるを得ません。

 このホルモンは女性だけに限らず男性も持ち合わせており、男性が射精オーガズムに達した後に急速に性欲が冷める行動を促すそうで基準値は女性の半分くらいですが、全く0ではないのです。その様な行動が顕著な男性は性格ではなくホルモンの仕業だったようです。

 成長ホルモンと構造的に良く似ている為に同じ祖先遺伝子から分裂したと考えられています。成長ホルモンは骨や筋肉の成長を促し代謝の維持に作用し役割は全く違います。

 

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Written by Gow! Magazine編集部
Photo by djandyw.com

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