オリンピックといえば平和を象徴する国際的祭典のはず。ところが今、オリンピック競技フィギュアスケートの結果をめぐって国際的問題が起きてしまっています。
これは、4年後の平昌五輪までに改善しなければいけない大問題なのです。

 

フィギュアスケートの採点が原因で国際紛争!?

 

ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルで、ロシアのソトニコワ選手が金メダル、韓国のキム・ヨナ選手が銀メダルという結果に納得しない韓国人ファン達が、ロシアのプーチン大統領Facebookに5000件以上の批判コメントを書き込んで問題になっています。
中には「プーチン、死にたくなければISU(国際スケート連盟)に再訴しろ」という書き込みも……これはまるで殺人予告ともとれるコメント。下手すれば国際紛争に発展しかねない勢いです。

フィギュアスケート女子シングルは、冬季オリンピック競技の中で一番の花形種目であり、観戦チケットは必ず完売。テレビ放送の視聴率も高く、世界中が注目する人気競技です。しかしフィギュアスケートはその採点が一般視聴者にわかりにくいことから、ここ最近競技のたびに採点への不満がSNSをにぎわしてしまうという背景があります。

特に、今回のように、金メダルの選手にはわずかながらミスがあり、銀メダルの選手がノーミスだった場合、採点への不満から相手選手と相手国を憎んだり、裏取引や不正の可能性を示唆したりということになりやすいのです。

確かに、今回のソチでは、キム・ヨナ選手にミスはひとつもなかったのですが、ソトニコワ選手の演技内容のほうが複雑で難易度が高かったし、全体的な勢いもあったことは確か。しかしどちらも本当に素晴らしい演技だっただけに、ファンの暴走が両選手の健闘に泥を塗ってしまい、結果的に両選手を傷つけてしまっているように感じられてなりません。

 

悪化が懸念される4年後の五輪

 

さらに、4年後の2018年には韓国の平昌で冬季五輪が開かれることが決まっています。この恨みやモヤモヤを心に抱えたままで、韓国五輪がおだやかに行われるのでしょうか。

たとえば、4年後にもまたさらにファンを刺激するような結果が生まれてしまったら、選手やその家族、審査員への暴行や暴動など、本物の国際問題が勃発する可能性がないとは言い切れません。さらに、国際テロ組織がファンの暴動を装って動きだすことも考えられます。

平和の象徴であり、国際的にフェアなスポーツの祭典であるはずのオリンピックが、政治的関与を疑われ、国際問題に発展しかねないこの状況。これはオリンピックの存在意義そのものが問われる大きな問題です。

フィギュアスケートの結果が原因で戦争!? などというとんでもない事態が起きないよう、フィギュアスケートの採点をもっと明確に見ている側にもわかりやすいよう、改善してほしいと心から思います。

 

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