写真:左から新米刑事インション(マーク・チャオ)、お調子者ヤクザ、ダーフー(ホアン・ボー)

人生において相方というのは非常に重要な役割を果たす。
学生でいえば部活動や学園祭、社会人でいえばプロジェクトなど、頼りになる相方とコンビを組むことで、非常に大きな成果を産むことが出来るものである。
来月9日から公開になる台湾映画『ハーバー・クライシス 湾岸危機 Black & White Episode 1』が見事にコンビ愛を描いているので、この映画を題材に最高の「コンビ愛の作り方」を紐解いてみたい。

 

台湾映画『ハーバー・クライシス』

 

まず、台湾映画『ハーバー・クライシス 湾岸危機 Black & White Episode 1』について説明しよう。

台湾エミー賞で5部門を受賞した人気TVドラマ『ブラック&ホワイト』の劇場版であり、
人気ドラマ『花より男子』の台湾版・『流星学園〜花より男子〜』も手掛けたツァイ・ユエシュンが監督をつとめる。TV版から出演している実力派若手俳優マーク・チャオと、中国の人気コメディアンで俳優のホアン・ボーがタッグを組んだ刑事アクション映画である。日本語吹き替え版は、それぞれ中尾明慶と寺脇康文が参加している。

舞台は、TV版から3年前にさかのぼった台湾の大都市ハーバー・シティ。正義感あふれる新米刑事インション(マーク・チャオ)とお調子者のヤクザ、ダーフー(ホアン・ボー)は、謎の武装集団が核攻撃を目論んでいることを知る。ふたりはコンビを組み、巨悪犯罪組織に立ち向かっていく――――。

 

台湾映画『ハーバー・クライシス』に学ぶ!コンビ愛のつくり方

 

手に汗握るアクション映画である本作は、爆発シーンや飛行機上空シーンなどド迫力映像も見所なのだが、ストーリーのなかに描かれるコンビ愛が素晴らしく、コンビ愛が深まる条件が揃っているのでぜひ紹介したい。

●その1: 九死に一生という過酷な状況

過酷な状況は、コンビ愛を強くする第一条件といえる。
たとえば、大きなプロジェクトを任された。失敗をすれば損失も大きい、クライアントからの条件も厳しい……、そんな時に力になってくれる相方のフォローがあってこそ、土壇場で踏ん張れるというものだ。時には、逆転勝利なんてことも。

劇中では、インションとダーフーが、命の危険を回避するために必死の逃亡劇を繰り広げる。また、全てのアクションシーンをスタントマンなしでこなしたという2人は、プライベートでもコンビ愛が強くなったのだとか。過酷な状況を共に乗り越えてこそコンビ愛が深まるものなのだ。

●その2:真実を知るのは2人

相方と自分以外、本当のコトを知らない状況は、結束を強くする。
たとえば、プロジェクトも架橋に入ったとき、会社が倒産の危機に直面していたとしよう。決して、相方以外のメンバーへは話してはならない。メンバーの士気を損なう可能性があるからだ。誰にも言えない秘密を2人だけで抱える状況こそ、コンビ間での結束が強くなる。男女間であれば、恋愛に発展する場合もあるだろう。

劇中では、濡れ衣を着せられ、ハーバー・シティ爆破計画の"事件の鍵を握る人物"として追われる身となったインションとダーフー。闇の組織の正体を知った時こそ、2人の結束力は最高に。敵に立ち向かっていく2人の姿は勇敢である。

●その3:陰謀をコンビで解明

相手が悪い組織だとわかったら、相方と共に戦闘欲が湧いてくるというもの。
たとえば、ライバル会社が不正まがいなことをしていたことが発覚。得意先へチクったところで、ライバル会社はシラをきるに違いない、プロジェクトを成功させるために徹底的な証拠を掴みに相方と動くことだろう。時にはスパイを送り、探りを入れることも。

劇中で、巨悪組織の陰謀を解き詰めていくインションとダーフー。正義感の強いインションと、それを放っておけないダーフーは、刑事とヤクザという望まぬ相棒でありながら、陰謀を暴いていく。そんな2人の姿に、強いコンビ愛が見えてくる。

 

コンビ愛はどうやって育まれていくか

 

コンビ愛の例といえば、『ルパン三世』のルパンと次元や、『シティーハンター』の冴羽 獠と槇村 香、相方の病気を乗り越えた『ナインティナイン』など、見渡せば、相方がいることで、輝き合っているキャラクターや人物たちが大勢いる。
決して、どちらかが優位というわけではなく、対等の立場にいて、ピンチの時に助け合う、それがコンビ愛の最たる例であろう。

今回、台湾映画を取り上げたわけだが、台湾と日本という国同士ではどうか。
台湾は、一昨年の東日本大震災の際、国民の呼びかけで巨額の寄付をしてくれた。それは私達日本人ひとりひとりの心に響いたのだろう、翌年2011年は、台湾への旅行者が大幅に増えたという。ここにも、淡いコンビ愛のようなものが見えるのは筆者だけではないはずだ。

また、最近でいえば、女優・長澤まさみが台湾ドラマの主演に決定するなど、ますます、台湾と日本の関係は近く、濃くなっていくように思う。
そして、今回ご紹介した、台湾映画『ハーバー・クライシス』は、台湾映画の可能性を垣間見ることができる作品といえる。台湾の行く末、そして、台湾エンターテインメントの今後の発展から目が離せない。

『ハーバー・クライシス 湾岸危機 Black & White Episode 1』は、9月8日から全国公開。

また、『ハーバー・クライシス 湾岸危機 Black & White Episode 1』公開を記念して、明日9月1日(土)、2日(日)に東京代官山にて、話題の台湾エンタメ作品や、注目の台湾イケメン俳優を紹介する上映イベントが開催されます。皆さまも台湾エンターテインメントを満喫してはいかがでしょうか?

●イベント詳細/ http://www.asianbeaut.jp/event/
●日程/2012年9月1日(土)、2日(日)
●時間/18:00(会場) 18:30(開演) 
●場所/Theater CYBIRD
東京都渋谷区猿楽町10-1マンサード代官山1F

Written by Gow!Magazine編集部
Photo by AsianBeaut

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