今の時代、インターネットが完全に日常生活に浸透してしまいましたね。
ほんの20年ぐらい前まで、ネットサーフィンってものすごく時間とお金がかかるものだったし、スマホなんてまだ存在もしていなかったものですが、文明の発展ってすごいですねえ。
さて、インターネットの発展に伴って身近になったのが、SNSです。
古くはミクシィからスタートし、今ではツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどが人気となっています。
これらのSNS、利用用途を簡単にまとめれば、世界中の人と気軽に文章や画像のやり取りができるツールということではないでしょうか。
特に最近では、インスタグラム愛用者が“インスタ映え”する画像を撮影するために、各種観光地や飲食店を訪れることがちょっとしたブームになっています。
恐らくかなり経済効果も牽引していることでしょう。
だけど今回筆者が言いたいのは、そういうことではありません。
SNSの普及によって、利用者たちのセックス観がずいぶん変化したことについて考えていきたいのです。
一言でまとめると「インスタント」的な男女関係が築かれることが多くなった?
SNSって、いろんな人と知り合えます。
ネット越しに知り合った人と話してみたり、画像を送りあったり、ダイレクトメッセージで秘密の会話をしたり。
すると当然、異性と出会うことも簡単にできるようになってきます。
実際、SNSが起点となって交際をスタートしたという男女も、今では珍しくありません。
筆者としては男女が交際をするきっかけになるのであれば、SNSは大した役割を果たしているものだと思っています。
ただ、簡単に知り合って、当事者だけの関係がどんどん構築されていき、第三者にも察知されない男女の仲になってしまうと、それはそれで弊害もありますよね。
出会い目的でSNSをやっている男性に言いくるめられてセックスを許してしまい、その後捨てられた旨を愚痴っている女性、誇張抜きでこれまで4桁は見てきました。
出会いの敷居が低い部分があるSNSでは、別れのハードルもまた低いということでしょうし、セックスがしたいだけの男性なんてのもうじゃうじゃいるわけです。
それでもSNSで出会うことの全てがダメというわけではなく、中にはしっかり出会ってしっかり交際している男女もいます。
だけど全体を通してみると、なんというかインスタントテイストな恋愛ごっこをしている男女(それもお互い結構いい年齢をしていることもザラ)が目立つんですよね。
中にはセックスだけを目的に集う男女も……
みなさんは“オフパコ”ってワードをご存知ですか?
これ、主にツイッターでよく目にする言葉なんですが、その意味するところは「オフで会ってパコる」。
かなりゲスいワードになっていますが、SNSにはこのオフパコ目的で利用する男女もいます。
というか、大勢います。
それもある種、進化なのかもしれません。
インターネットが発展する中で、今まではいちいち利用者がお金を払って使っていた出会い系サイトの役割を、SNSが無料で代行する機能を有したということなんでしょう。
このオフパコを好む男女の中には結婚をしている者もおり、定期的にパートナーをチェンジしていろいろと危ない橋を渡っているようです。
火遊びの舞台としても、SNSは活用されているということですね。
もっとも、ツイッターだけがこういう風潮というわけではありません。
フェイスブックではマッチングアプリだなんて、名前をちょっとだけオシャレにした出会い系アプリとの連携をしつこくPRしていますし。
SNSの発展の裏には、男女のそういう関係が密接に存在していることが、実はかなりの影響力を持っていたのかもしれませんね。
おわりに
SNSが存在するようになってまだ日は浅いものの、今では少なからずの出会いに貢献していることは事実です。
ただし、問題は出会いの質なんですよね。
即物的な男女の関係だけを求めてSNSを活用するというのは、かなり虚しいものではないでしょうか。
SNSで彼氏が10人できたって、実生活の中で知り合った男性と徐々に距離を縮めて交際にいたるという経緯に比べれば、味気ない関係ばかりでしょう。
大事なのは、SNSで知り合った異性と仲良くなるにせよ、実生活の延長線上で出会ったときの同じような気持ちでお互いの絆を深め合うという姿勢になると思います。
出会ってすぐにセックスをしてしまう関係に、やっぱり深みはありませんよね。
(松本ミゾレ/ライター)
photo by asnae
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