シングルスバーは出会いの場ではなく、格安キャバクラなのか問題
学校や会社の往復だけで出会いがない! と嘆いている女子のみなさん。
出会いがない? そんなことはありません。
今ほど手軽に出会える時代ってないんじゃないでしょうか。
「婚活ブーム」の到来により、あらゆる企業が出会い市場に参入し、マッチングアプリや相席居酒屋、街コンなど、ひと昔前までなかったサービスが次々とでき上がっています。
今回は、シングルスバーは出会いの場所になるか否か! について解説します。
シングルスバーとは
まずは、シングルスバートはなんなのか、ということについて解説します。
独身の男女が集うバーで、基本女性は無料。男性が女性の飲み物を支払うシステムのバーです。飲めない女性はジュースなんかでもOKみたいです。基本的に食べ物は提供していませんが「女性に人気の○○のスイーツを提供」など、まれに食事もできるシングルスバーもあるようです。
25歳。商社受付・奈緒美のシングルスバー体験
さて、女性は基本無料、ということで、出会いを求める女性としてはありがたいですよね。でも実際にシングルスバーに来ている男性ってどんな人たちなんでしょう? 出会いの場としてアリなんでしょうか?
実際に、東京六本木にある『Singles Bar GREEN』に女友だちが行ってきたというので、話を聞いてみました。
シングルスバーに一人で行ったという猛者、友人の奈緒美(仮)は一流商社の受付嬢。職業からも分かるように、かわいいですしモテ系です。今でこそ同じ会社の爽やか商社マンと付き合っている彼女ですが、一年前は出会いを求めて奔走していたそう。
「テレビでシングルスバーの特集していて、来てる女の人がすごい綺麗だったんだよね。だから男性もそれなりの人が来ているのかと思って」と語る奈緒美。それは、男性を集客するためのサクラなんじゃ……と思いましたが、とにかく奈緒美は勇気を出して一人でシングルスバーGREENに突撃したそうです。
電話で予約をして、いざ六本木へ。女性はエントランスで1000円を支払うそうですが、飲み物代は男性が払ってくれるので、土地柄を考えてもかなりお安い値段です。客層は男性20代前半から40代前半。女性は20代前半~30代前半までが多かったとのこと。公式HPによると、年齢の上限は男女ともに45歳まで。
「2~3時間くらいいて、5~6人話したかな」。奈緒美はそこで、公認会計士・精神科医・教員・フリーランスのSEなど、さまざまな職種の男性と連絡先を交換したとのこと。
へぇ~! 出会いの場所としてアリじゃん! と思ったのですが……
出会いはあるけど、かなり疲れるし、もう二度と行きたくない
「まあ、確かに出会いの数は増えるけど、正直もう二度と行きたくない」と奈緒美。
理由を尋ねると「なんか、完全に格安キャバクラっぽいんだよね。仕事してる気分だった」とのこと。
そう、シングルスバーでお金を払っているのは男性。それゆえ、席移動するのは女性だし、お酒を頼むたびに男性に気を使って「ごちそうさまです」って言わなきゃならないのが苦痛だったそう。
「しかも全然タイプな人たちじゃなかったのに、おごってもらってるし、悪くて連絡先交換しちゃったし……」と連絡先交換も本位ではなかった様子。
「しかもさ~、あり得ないおじさんと同席させられて、何分間か同じ席にいないといけないって苦痛だよ。時給払えって思った」とのこと。
『Singles Bar GREEN』では、席移動は店員から声をかけられなければ基本できないシステムのようです(よほど無理だったら退席ありだと思うけど)。
つまり、絶対ナシ! と思う人とでも会話しないといけないんですよね。普通のバーみたいに、自分の好きな場所に座れるってワケじゃないのです。
恋愛対象外の男性に気を使ってニコニコ話を聞いて、「ごちそうさまです♪」って言わなきゃならないなんて、それはキャバクラ気分にもなりますね。
シングルスバーは出会いの場所としてアリかナシか
結論、シングルスバーに行けば確実に出会いの数は増える。
が! キャバクラ嬢タイムがあることは覚悟せよ!
とはいえ、一か所の、しかも一人の体験談から導き出した答えなので、お店によってはもっと雰囲気も違うかもしれません。一例として認識していただければと思います。
(今来 今/ライター)
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公開日:2017年11月1日
更新日:2018年10月23日