夫婦がもっとも離婚しやすい時期は、妻の出産後2年間だと言われています。
出産は女性の体調が大きく変わる一大事であり、それに続く育児は、寝る暇もなくなるほどの重労働です。
 
妻がもっとも大変な時期に、夫が他人事のような態度をとることで、離婚問題に発展することは珍しいことではありません。
 
マイコさん(仮名)も、出産後2年以内に離婚を決めた女性のひとりでした。今回は、前後編に分けて、マイコさんの体験談をご紹介します。
 

妊娠をきっかけに、ズレが生じ始めた

 

私はフリーランスのイラストレーターとして働いていて、夫はメーカーで営業職として働いています。私の妊娠が発覚するまでは、これといった問題もなく円満な夫婦生活を送っていました。
 
妊娠がわかったときは、ふたりで抱き合って喜びました。夫も私も子どもが大好きでしたから、ほんとうに嬉しかったです。でも夫は言ったんです。
 
「マイコが家でできる仕事でよかったよ。子育てとも両立できる仕事だもんね」と。
 
実際、子どもが生まれても私はバリバリ働くつもりでした。でも、夫は、家で子どもをあやしつつ、私が今まで通り仕事できると考えているようでした。端的に言って、子育てを甘くみていたんです。

出産についても、何も学んでいないようでした

 

「無痛分娩できる病院を探す」と私が言ったら、「でも痛みがないと出産したって気持ちにならなくない?」と言われたときは呆れました。無痛分娩って名前だけれど、痛みは当然あるという常識を夫は知らなかったのです。
 
「じゃあ、あなたが手術するときは麻酔なしでしたら?そのほうが手術したって気持ちになるんじゃない?」と言ってやればよかった、とあとから後悔しました。
 
ホルモンの関係か、夫と私の出産や育児に対する認識に差がありすぎたからか、妊娠してから夫に対してイライラすることが増えていきました。

感動の出産! 夫は労いの言葉もそこそこに会社へ

 

出産は思っていたよりハードでした。子宮口が何センチか開いてからしか麻酔がかけられないらしく、開くのを待つまでの間、死ぬほど痛かったです。ちょうど日曜だったので夫は立会うことができました。
 
生まれてきた赤ちゃんを見て、夫は感動している様子でした。そして赤ちゃんを一目見ると「今日会社に行かないといけない用事があった」と言い残して、会社に行ってしまいました。
 
こっちは死にそうになってるのに、こんな日でも会社行くのかーと思いましたが、疲れていたので喧嘩する気力もなく、何も言いませんでした。
 
ただ、今思えばあの頃の違和感とかイライラは、出産後のイライラに比べればミジンコみたいなレベルだったなと思います。本当に、「あ、この人だめだ」と思ったのは、自宅に帰ったあとです。
 
自宅に帰ってすぐに気がつきました。夫は自分の子供を育てることに対して「お手伝い感覚」なのだと。
 
後編に続く。
 
(今来 今/ライター)
 
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