離婚は、とてもエネルギーを使うことです。
手続きも面倒であるにもかかわらず、クリティカルな理由をきっかけにキッパリ離婚するパターンもあるのです。
今回は、そんなクリティカルな離婚理由4選を紹介します。
①性癖がまったく合わない
「うちの夫は実は特殊な性癖があったらしいのです。
付き合ってるときはまったく気が付かなかったけど……。
過激すぎるSMプレイみたいのが好みみたいで。夫がカミングアウトしてきたけど、わたしはそういうのついていける気がしなかったから、キッパリ断ったんです。
そしたら、そういうプレイができるセフレと不倫しだしてしまって……。性癖も不倫も容認できなかったので、離婚しましたね」
まずは性癖が合わなかった、という離婚理由です。離婚理由でよく挙がる「性格の不一致」とは、「性の不一致」である可能性も高いのです。
たかが性癖、されど性癖。人間の三大欲求は、無視できる事柄ではありません。
②病気を隠していた
「旦那と結婚して数年後、突然旦那が仕事をクビになったんです。
これまでも何度か転職を繰り返してて、なんかおかしいなって思っていたら、実は学生時代から、精神疾患を持っていたらしく……。
ずっと薬も隠れて飲んでいたようなのです。
最近は、その病気が仕事のストレスで悪化したらしく、しばらく働けないみたいです。
障害や疾患に関して偏見は一切ないですが、隠されてたことがショックでした。
子供もいるし働けないようでは困るため、離婚しました。」
次は、病気を隠していた、という離婚理由です。
心身ともに健康であることは、健全な結婚生活を営むための最低条件ですよね。
ましてや、結婚前から患っていたのだとしたら、早い段階でパートナーには打ち明けるべきだったと、いえます。
③隠し子がいた
「ずっと仕事一筋で頑張ってきて、40手前で年下の奥さんと結婚しました。
奥さんとは婚活サイトで知り合って、お互い今まで仕事一節で頑張ってきた同士気が合って結婚したんです。
しかし結婚後、奥さんは通帳を全く開示してくれないし、土日や平日の夜に行き先も告げないで黙って出かけることが多々ありました。
さすがにおかしいと思って問いただすと、実は奥さんは隠し子がいて、自分の実家で育ててるとのことだったんです。
小学生と中学生の子が、3人いました……。それぞれ未婚で産んだ子なのだそうです。
そろそろ子供たちにお金がかかるため、結婚相手を探した、と泣いて謝罪してきました。
さすがに話が違いすぎる、と判断して離婚しましたね」
こちらは、まさかの隠し子が3人もいた、というエピソード。
子連れ婚は、知っていたことだとしても勇気のいる決断です。
やはり知らずに結婚してしまっては、この先やっていけないと判断されても仕方ないことですね。
クリティカルな離婚理由がなくて苦しむ夫婦もいる
今回は致命的な離婚理由を紹介しましたが、中には夫婦関係が破綻しているのにクリティカルな理由がなく離婚できない夫婦もいます。
結婚は勢いも必要とはいいますが、離婚も同じなのかもしれませんね。
(ライター/mashu)
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