家族能力とは、家事や育児を積極的に行ったり、仕事が休みだからといって配偶者に子育てや家事を任せきりにしたりしない能力のことです。
 
家族能力が高いか低いかは、性別に関係がありませんし、本能的に備わっている能力ではなく、誰でも意識的に磨いていける能力です。
 
ですが、社会的に、男性は家事、育児を「お手伝い感覚」でもいいと思われていたため、男性が家族能力を伸ばすモチベーションが低い傾向が高くなりがちなのが現状です。
 
それゆえ、女性側からは、「家族なのに、なぜ私だけが家事や育児の無償労働を全面的に背負わなければならないのだ」と不満が出てきがちです。
 
家庭平和のためにも、性別を問わず、ある程度の家族能力は必要だと言えるでしょう。
 
今回は、女性に「夫が家族能力に目覚めた瞬間」を聞いてみました。
 
夫の家族能力の低さを問題視している方は、ぜひ参考にしてみてください。
 

夫の家族能力が目覚めた瞬間1 単身赴任した

 

「夫は同じ保険会社で出会いました。
一緒に住んでいるときは、家事は私に任せきりで、うんざりしていました。
 
そんなとき、夫の単身赴任が決まったんです。
夫にとって初めての一人暮らしでしたから、部屋はぐちゃぐちゃになるんだろうな、と思ったのですが、案外、一人暮らしが快適らしく、掃除や料理に目覚めていました。
 
単身赴任が終了し、一緒に住むようになってからも、夫は料理を担当してくれています。
料理が趣味になってみたいで嬉しい限りです」(31歳・保険営業)

夫の家族能力が目覚めた瞬間2 離婚を提案した

 

「夫は、ワーカホリックで平日は毎日深夜に帰宅、土日も働いていて、ほとんど家事をしてくれませんでした。
 
子供が生まれるまでは私がなんとかカバーしていたのですが、子供が生まれたあとも彼はまったく働くペースを変えず、私がワンオペ育児をするはめになったんです。
 
私はしばらくは耐えていましたが、馬鹿らしくなって離婚を提案。
実家に帰って、離婚のための準備を進めました。
 
夫は、私が本気だと気がついて焦ったようで、仕事の量を減らして、家事・育児を頑張るからと頭を下げてきました。
ふたたび同居するようになってからは、彼なりに家事・育児を頑張ってくれています」(29歳・ロシア語通訳)
 

夫の家族能力が目覚めた瞬間3 エクセルを活用した

 

「夫に家事をやってほしいなら、褒めろ、なんて言説がありますが、バカバカしいですよね。
なんで当然のことをしただけで褒めなきゃならないんだか。
 
私は親じゃないっつーの、って話です。
それに『褒めて、家事をしていただく』って、どんだけ甘やかせばいいだろ? ありえないですよね。
 
夫に家事をしてほしいなら、褒めるよりもエクセルをおすすめします。
家事の分担を、エクセルに細かく書くんです。
 
可視化することで、どれだけ不公平に家事が偏っているかがわかります。
我が家はエクセルを活用することで、家事で揉めることが減りました」(27歳・教師)

夫の家族能力が目覚めた瞬間4 自分でするのをやめた

 

「掃除を夫が全然していなかったので、私もするのをやめました。
部屋がぐちゃぐちゃになってはじめて、夫はヤバイと思ったのか、掃除をするようになりました」(32歳・薬剤師)
 

夫の家族能力を目覚めさせるのは?

 

今回は、夫の家族能力を目覚めさせた4つの事例をご紹介しました。
 
「自分だけが、家族のために頑張っている」と感じるなら、まずは、「やめてみる」のも一案かもしれません。
 
やめてみることで初めて、夫はあなたが日頃どれだけ頑張っていたかを知ることになるのかもしれません。
 
今来 今/ライター
 
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