もっとも離婚しやすい時期は、妻の出産後1年以内だと言われています。
慣れない育児に疲れてすれ違ったり、どちらか一方に家事育児の負担が偏りすぎて不公平感が出たりしやすいのもこの時期の特徴です。
 
柚月さん(仮名)も、産後、夫との関係がうまくいかなくなった女性のひとりです。
 
柚月さんが産後、どのようなトラブルを経験し、どのように乗り越えていったのかを前後編二回にわけてお届けします。
 

出産前はラブラブの夫婦だった

 

私たちはふたりとも子どもが大好きだったので、絶対に子どもはほしいね、と結婚前から話し合っていたんです。
 
でも、結婚後5年間子どもには恵まれず、つらい時期を過ごしました。不妊治療を乗り越え、やっと妊娠したときは、ほんとうに嬉しかったです。夫も大喜びで、服やベビーグッズを買いあさっていました。子煩悩な素敵なパパになるんだろうな、とこのときは思っていたんです。
 
思えば、あのときが一番ラブラブな時期だったんだと思います。

妊娠をきっかけに専業主婦に

 

私はそれまでは小さな広告代理店で営業職として働いていました。
でも、妊娠が発覚したとき、やめなければいけないことは自明でした。うちの会社は私以外ほぼ男性の営業で、産休や育休を取れる雰囲気でもなかったんです。
 
仕事は好きだったので、退社するのは気が進みませんでしたが、体のことを第一に考えて決断しました。
 
専業主婦になってからは、家事を頑張るようになりましたが、つわりがつらくて、一日中横になっている日もありました。夫は私のことを労ってくれました。
 
夜にふたりでどんな子に育ってほしいかや、名前の候補などを話し合うことがとても楽しみだったので、体力的にはつらかったですが、精神的には幸せな日々でした。

出産後、まともに寝られない日々が続く

 

事態が変わったのは出産後でした。出産はつらかったですが、無事に生まれてきてくれてほっとしました。女の子でした。
 
病院でしばらく過ごしたあと、自宅に帰ってからは、思い描いていた幸せな日々とはかけ離れたものでした。
もちろん、娘は目に入れても痛くないほどかわいいですし、産んだことに後悔は一ミリもありません。
 
ですが、夜泣きがひどく、眠れない日々が続きました。ちょっと目を離したら死んでしまうのではないかという恐怖で、気が全く休まりませんでした。夫とは寝室を分けることにしました。
 
赤ちゃんが泣いて寝れなかったら、夫は次の日仕事にいけなくなりますから、そうするしかないと思いました。
 
でも、寝室をわけてからは、赤ちゃんの夜泣きは、完全に私ひとりで対処しなければならなくなりました。
一睡もできずに朝まですごし、夫の朝ごはんを作ってから、少しだけ寝て、やっと寝られたと思ったら、すぐに泣き声に起こされるという日々が続きました。
 
体もボロボロでした。乳首は強く吸われすぎて血が出ていましたし、帝王切開で切除した傷は痛みました。
 
後編に続く。
 
(今来 今/ライター)
 
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