料理に、デザートに、私たちの食卓に欠かせない“はちみつ”。昔から、唇のひび割れに効くと言われてきましたが、実は体全体のお手入れに使えるってご存知でしたか?
はちみつの選び方や、お手入れ方法についてご説明します。
スキンケアにも“はちみつ”がオススメ
スーパーに行くと実にいろいろなはちみつが並んでいますが、お肌のお手入れに使うならちょっとこだわってみましょう。
一番のおすすめは「マヌカハニー」です。マヌカハニーはニュージーランドだけに自生するマヌカの木から採取されるはちみつで、高い抗酸化作用を持っており、劣化したお肌を回復させる力があるのです。
また、マヌカハニーには殺菌効果もあるので、風邪をひいたときの喉の痛みにもよく効きます。せっかくファッションやメイクが決まっていても、喉がガラガラでは台無し。早めのマヌカハニーで、体調を整えておきましょう。
■効果的な使い方
『洗顔』
いつもの洗顔料に、はちみつを適量加えて泡立てて顔を洗います。はちみつが加わることで泡がなめらかになり、保湿効果もアップ。
『パック』
はちみつを少量のぬるま湯で溶き、顔全体に塗って5分ほどおいて洗い流します。もっちり・すべすべの素肌に。
『ひじやひざのガサガサ』
ひじやひざが乾燥してガサガサしてきたら、はちみつを適量すりこんであげましょう。20〜30分ほどおいて洗い流せば、しっとりなめらかになります。
『ヘアパック』
濡らした髪に適量のはちみつをなじませ、そのまま15〜20分ほどおいてからぬるま湯で洗い流します。はちみつの保湿成分が髪にしっかり浸透してツヤツヤの髪に。
『入浴剤』
お肌のカサつきが気になるというとき、お風呂のお湯に50ccほどのはちみつを入れてかき混ぜ、入浴してください。
■はちみつで安眠効果。ぐっすり眠ってお肌ツヤツヤ
いろいろ便利なはちみつですが、美容の大敵・睡眠不足にも一役買ってくれます。なんだか眠れないという夜、大さじ1杯のはちみつを加えたホットミルクを飲んでみてください。牛乳に含まれるトリプトファンは、興奮を静めてくれるセロトニンの原料になります。そして、はちみつに含まれるブドウ糖が、トリプトファンの吸収を助ける働きをするのです。
いかがでしたか?
たった一瓶のはちみつには、これほどまでに様々な使い方があるのです。パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたりするだけじゃもったいない!
さっそく今日から「はちみつ美容」始めましょう。マヌカハニーはお値段が高いので、手に入らないときにはもちろん普通のはちみつでもOK。ただし、その場合は1つの花の種類から集めた「単花蜜」を。複数の花から集めた「百花蜜」よりも美容効果が高くなります。
関連コラム
●ワキの黒ずみがヤバイので、専門家に対応策を聞いてみた
●日々の不調の原点は“水”!? 1日2リットル以上も必要なわけ
●サーチュイン遺伝子で若返り?老化を防ぐ魔法の長寿遺伝子とは
●部屋が汚い人はダメ男を引き寄せる?「掃除」の意外な効果とは
Written by Gow! Magazine編集部
Photo by theodore moniodis