同じように紫外線を浴びても、シミやソバカスができてしまう人と、そうじゃない人がいますよね。できやすい人にしてみれば本当にうらやましい話ですが、なぜこのような差がついてしまうのでしょうか? 

 

ポイントは活性酸素

 

■SOD酵素の強さによって肌の状態は決まる

 「SOD」とは、スーパー・オキサイド・ディスムターゼの略で、体内に増えすぎた活性酸素を除去してくれる酵素のことです。そして、紫外線を浴びたとき、このSOD酵素の値が上昇していくことを「SOD誘導能」と言います。
シミやソバカスは活性酸素によって作られるので、SOD酵素の値が低い人ほどできやすくなります。また、バリアー機能が弱いことから、肌が乾燥してガサガサになる人も多いです。

■SOD誘導能は遺伝子によって左右される

 残念なことですが、SOD誘導能の強さは遺伝子によって生まれつき決まっています。ですから、両親のどちらかにシミやソバカスが見られるときは、その子供もやはりSOD誘導能が弱い傾向にあるのです。
とはいえ、努力しだいで活性酸素を抑えることは可能です。まったく作らせないことは難しくても、せめてできにくい肌を作りましょう。

■活性酸素を抑える方法

 活性酸素の働きを弱めてしまう天敵は、規則正しい生活と栄養バランスのとれた食事、そして適度な運動です。つまり「当たり前の生活」をしていれば、肌の美しさは守れるということですね。
油っこい食事はやめて、たっぷりの野菜と肉や魚・果物などをバランスよく摂りましょう。生の酵素を摂ることのできるグリーンスムージーもおすすめです。
そして、夜はなるべく早くベッドに入り、禁酒・禁煙に努め、抗酸化作用を高める有酸素運動をしましょう。ストレスをためないこと、電化製品から発生するブルーライトを浴びすぎないことも大切。
こうした対策は、血液をサラサラにすることにも役立ち、新陳代謝が良くなって、メラニンの排出を促す手助けをします。

■SOD誘導能は、年齢とともに下がる

 若い頃はSOD酵素にしっかり守られていた人も、40歳を過ぎる頃からだんだんSOD誘導能の働きが弱くなり、シミやソバカスができやすくなります。ですから「私は肌が強いから大丈夫!」とタカをくくってUVケアを疎かにしていると、いつの間にか肌トラブルが出現することになってしまうのです。
また、SOD誘導能の低下は命に関わる深刻な病気(脳卒中や心臓病、ガンなど)を引き起こす要因にもなります。活性酸素というものは、それほどに恐ろしいものなのです。できる限りの対策をして、体を守りましょう。

 遺伝子の問題は本人の努力ではどうにもなりませんが、シミやシワを作らせない環境を作ることはできます。「親もシミやソバカスだらけだから」とあきらめてしまわずに、活性酸素を抑える生活習慣を守って美肌を維持しましょう。

 

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Written by Gow! Magazine編集部
Photo by Lara Cores

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