前編では平凡な主婦だったアキが社会復帰を果たし、職場不倫に手を染めてしまいました。
不倫をしてからというものの、夫から冷たい態度をとられ会社からも不倫の指摘をされる始末。
それでも不倫から足を洗わないアキに、さらなる仕打ちが待ち受けます。
上司から受けた厳重注意
後輩から目撃の噂が流れている、と言われて以来、彼と食事をするのを控えていました。わたしは、もうそれで社内での噂は落ち着くだろうと思っていたのです。
しかし、ある日浮気相手の彼が上司から厳重注意を受けてしまった、という話を聞きました。
「君たちの関係のせいで迷惑している人が複数いる。自分の立場を十分わきまえろ」と言われてしまった、とのことでした。
そんな……。社外でのデートを控えていたわたしたちは、社内でアイコンタクトをとってコミュニケーションをとり、社内メールでやり取りをしてなるべく周りに迷惑をかけないようにしたつもりでした。
それが周りの人を不快にさせてしまったようでした。
彼が注意を受けたことで、今まで以上に付き合いの継続が難しくなってしまいました。わたしは会社にとても居づらくなり、早めの夏季休暇をとって出社を控えるようにになりました。
証拠を掴んできた夫
仕事を休むようになって、夫の態度が急変しました。「お前不倫しているだろ」と突然言ってきたのです。
「今までも疑ってたがスマホを見させてもらって、お前が仕事を休んだので確信した。会社の人にも迷惑をかけて恥ずかしい奴だよお前は……今すぐ相手に電話しろ」
「え?」
「いいから」
わたしは不倫相手の彼に電話をさせられて、夫の目の前で「もう別れる」「会社も辞める」ということを宣言させられました。
彼に会えないまま別れを告げられてしまったのです。
電話を切ると「離婚を考えている。親権も俺がとろうと思う」と冷たく言われました。仕事も彼も失って子供まで奪われるなんて。
わたしは気が動転して、大声で泣きわめきながら「本当に大事なのはあなただけってわかった」「許してほしい」と懇願しました。
これだけすがったのに、夫は許してくれる様子もありませんでした。子供が「ママといたい」と言ってくれているので離婚の話はまだ進んでいませんが、毎日夫から冷たくされてとても苦しいです。
街を歩いていても、元会社の人やウワサを聞いたママ友からの視線が痛く、本気で不倫を後悔しています。
子持ち主婦は不倫でロマンスを求めがち
日々家事や育児に明け暮れている主婦は、「女性として扱われたい」という欲望が捨てられないことも多いのです。
その欲求を不倫で満たそうとしてしまうと、全てが破滅に向かってしまいます。
もっと冷静に自分の立場を考えて、行動したいですね。
(ライター/mashu)
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