不倫=だめ・ルール違反、ということは、大人なら誰もが知っていること。それでも不倫人口が減らないのは何故なのか、理解がしがたいですよね。
今回は、不倫経験者たちの、ダメだと分かっていても不倫がやめられない理由をご紹介します。
ダメだと分かっていても結局みんなしてるから
「もちろん、世間的にはよくないこと、批判されてることって分かってますよ。でも人に言わないだけで結局既婚者はだいたいい1度は不倫するものじゃないですか」(36歳/営業)
「法律ではダメなのはもちろん知っとてるけど、自分のモラルの中では不倫はバレなきゃしてないのと同じ。みんなそうやって楽しんでますよね」(37歳/事務)
不倫はもちろん倫理に反すること。だけど、みんなしてるから…は、残念ながら一理あるのが現実。
離婚夫婦も年々増え続け、離婚のマイナスイメージが和らいできているとはいえ、まだまだ先進国の中では離婚率は低い日本。その分、不倫カップルも多くなる、ということとなってしまいますよね。
分かっているけどやめられない、暴飲暴食や衝動買いと同じ感覚になってしまっているのかも。
欲に勝てない
「自分の中の理性は、不倫はダメだぞって言ってるんですけどね、しょせん人間だし、欲には勝てないですね~」(27歳/製造)
「結婚生活って長いですからね。ずっと我慢し続けるのは体に悪い。刺激が欲しい、と思ったら欲に忠実になるようにしてます」(39歳/公務員)
不倫をしている人のほとんどは、おそらくこのタイプの人間。そして、こういった考えの持ち主ほど、安易に不倫に走ってしまいがちです。
結婚生活は確かに長く、父、母になっても人間としての欲は褪せないものですが、「他の誰かに頼るのではなく、自分で自分の機嫌をとる」という精神は何事においても重要ですよね。
不倫相手に誠心誠意本気だから
「不倫相手のことを本気で愛してしまっていて、理屈では止めることができなくて、会ってしまいます。だけど、親としての義務をきちんと果たすためには現状不倫という形です」(33歳/営業)
「不倫という形なんですが、相手に真心を込めて付き合っています。ただ、家族のことも、不倫相手のことも、真剣に考えているから不倫という付き合い方から抜け出せない、といった感じです」(36歳/販売)
結婚したあとに運命の人に出会ってしまった……といったところでしょうか。
家庭も捨てられない、だけど不倫相手も愛しているから捨てられない……と贅沢な悩みといえますが、どちらとも誠心誠意向き合うことはとても精神力を使うことで、ラクではありません。
不倫=ダメという理屈は知っているはずなのに
不倫=ダメ、という倫理観が、結婚生活を続けているうちに時間とともに風化してしまっている人が多数のよう。
どんな事情、背景があろうともダメなものはダメ、と大人が子供に教えるように、まずは大人がきちんとした行動をとりたいですね。
(mashu/ライター)
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