婚姻期間中に不倫が発覚した場合、配偶者に慰謝料を請求することができます。不倫の慰謝料は、その期間や悪質さによって慰謝料が増減しますが、相場は50万〜300万円と少なくはありません。
 
そのため、自身の不倫きっかけで離婚する人は、不倫関係を隠そうとします。離婚後まで不倫関係を隠し通す人も珍しくありません。では、離婚成立後に「実は、不倫をしていた」ことが発覚した場合、泣き寝入りするしかないのでしょうか?
 

離婚後に不倫を知った場合でも、慰謝料請求はできます!

 

結論を申し上げると、離婚後に不倫の事実を知ったという場合でも、慰謝料請求は可能です。しかし、できる限り急いでください。なぜなら、そのほかの罪と同様に、不倫にも時効が設定されているからです。
 
その期間とは
・不倫関係があったときから20年間
・不倫されていたことを認識してから3年間
になります。
 
上記の期間のいずれかが経過した時点で、慰謝料請求はできなくなってしまうのです。

まずは時効になっていないかを確認しよう

 

時効になっていなければ、慰謝料請求をすることは可能です。ですから、まずは時効がきていないかを確認しましょう。
 
そして、時効を止めましょう。時効を止めるとは、内容証明を送るなど、証拠が残る形で慰謝料請求をすることです。
 
たとえば、不倫されていたことを認識してから2年と11ヶ月経った時点で、慰謝料請求を考えたとしても、裁判を起こす準備期間などがない場合があります。その場合、一旦内容証明を送っておけば、時効を一定期間止めることができるので、その間に請求の準備を行うことができるのです。
 

慰謝料請求には不倫の証拠が必要

 

慰謝料請求には、不倫をしていたという証拠が必要です。「不倫をしていたのだから、慰謝料を払ってください」と元配偶者に宣言し、証拠がない状態でも相手が払ってくれるケースはあります。
 
しかし、多くの場合は、証拠がなければ、「離婚してから知り合って付き合ったから不倫ではない」など、婚姻期間中に不貞行為をした事実を否認します。
 
そうなれば、自分の言っている方が正しいと証明する必要があり、そのためには証拠が必要になってくるのです。法律上、不貞行為とされるのは、性行為を伴う交際です。
 
つまり、あなたは、あなたと婚姻中に配偶者が性行為を伴う交際をしていたという証拠を掴む必要があり、これは離婚してから掴むのは難易度が高いのは事実です。たとえば、婚姻期間中にラブホテルにふたりで出入りしていた証拠写真や、浮気相手の自宅に入り浸っていた証拠写真などがあれば、慰謝料は請求可能です。

離婚後の慰謝料請求の難易度は上がる。でも、不可能ではない

 

離婚後では、婚姻期間中にくらべて、こういった証拠をゲットする難易度が高いことは事実ですが、離婚後に慰謝料請求できたケースも多々あります。
 
「自分は請求できるのか。今更証拠はつかめないかもしれない」と思う場合でも、まずは弁護士に相談してみましょう。
 
(今来 今/ライター)
 
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