若い世代にセックスレスが増加!それでも『愛』は存在するのか

 by 西脇理恵


最近、若いセックスレスカップルが増加しているといいます。以前は中年夫婦間だけの問題でしたが、今は若い世代でも起こりがちな問題になっているのです。

今回は、セックスレスカップルの間に愛はあるのか。セックスレス愛は成立するのか? について考えてみたいと思います。

セックス=愛ではない?こんなときこそ求められるもの

さて、私はその昔、「酒池肉林」と言うあだ名で呼ばれた時期がありました。レディース暴走族の総長であり、超絶肉食系に見えていたからでしょう。

それまでは、男性に対しても、“抱かれる”ではなく“抱く”ものと思っていましたし、腕枕も“してやる”ものだと信じ、実践してまいりました。

では若いころのセックスはどうだったかと言いますと、確かにそこそこ、いや、結構食らっておりました。エネルギー源と言いますか、性欲と日常の運気が比例すると信じていたのです。

でも、大人になって気付きました。その行為の多さは、寂しさを埋める為と、相手の欲望に応えたいという自己犠牲的な愛の表現だったことを。

私は2年前に子宮頚がんになり、しばらくセックスができない体になりました。出血などの問題と、子宮が健康ではない為、セックスをしても全く反応しないのです。

それまでは、セックスレスになったら私は愛されていないことになる。だから、常にセックスを! という考え方で、相手にそればかり求めていました。

相手もそれが徐々に苦痛になっていたようで、毎日していたのにある日からそれがぱったりとなくなって、気づいたら4カ月も全く行為がない時期もありました。

抱かれない事に不安はMAXに募っていましたが、がんになって知ったのです。セックスをしなくても、愛は育めるのだということを。

むしろ、できない体になったからこそ、お互いをいたわり合い、本当の愛を再確認することができたのだと思います。

セックスができなくても、体に優しく触れあって、コミュニケーションをとることは過去経験のない高揚感でした。

自分にとっての真実は本人にしかわからない

何が言いたいのかというと、「みんな、情報に惑わされないで!」ということです。

今はネットでも雑誌でもセックスに関して様々な情報が飛び交い、流行や時代の傾向もあります。でもそれは、いろんな人が自由に自分を表現できるようになったことそれぞれに造語が付き、もてはやされ、これが正に真実だといったように流れていくだけのこと。

つまり、それがあなたにとって真実とは限らないのです。あなたと相手にとってどんな形がよりベストなのかを、様々な方向から検証し、語り合い、実践してみる事が大切です。

ただセックスをするしないではなく、できないならできないで2人が抱える原因と、何を経験したくてその状況になっているのかを知ることが大切なのです。

あなたにとって本当にベストな相手だとすれば、必ず心からの解決に向かいます。極論、一喜一憂しながら諦めることなく、色んな事を試してみりゃ〜いいのです。

Written by 西脇理恵