「出会いがなくて…」なんてウソ!恋愛できない理由は●●にアリ

 by 南美希子


恋愛できない理由として、だれもが口にするのは「出会いがない」の一言だ。

しかし、出会いがないから恋愛できないというのはウソである。
いや、出会いがないという薄弱な理由で恋愛しないのは、怠慢以外のなにものでもない。

一日何百人単位の男性と対面しているコンビニの女性店員さんは果たして恋愛において圧倒的に優位だろうか……? 女性警察官や女性自衛官も同様だ。

男性に囲まれた職場の女性が常に恋愛勝者であると限らないように、出逢いはセットされたものではなく、あくまで自分でつかむものなのである。

恋愛に繋がる出逢いはどこにある?

当然のことながら職場恋愛は当然存在するし、気心知れた職場の男性と恋に落ちることは幸せなことに違いない。

しかし、結果として職場恋愛があるのであって、恋愛するために仕事をするような甘い心構えでは肝心の仕事さえも失ってしまうものである。

恋愛につながる出逢いには、二つの法則が存在する。

ひとつは、真のチャンスは人生においてのべつ幕なし巡ってこないように、本当に自分が幸福になれる恋愛のチャンスもそう度々やってこないと自覚すべきだ。

恋愛のチャンスがやってこないと嘆く人は、四六時中、恋のチャンスがやってくるような錯覚をおこしている。

そして、「私にはチャンスがやってこない」と嘆くあまり、本物のチャンスを逃し、結局、恋愛ができない悪循環に陥ってしまうのだ。

いくら望んでも、理想の相手や好みのタイプに全く出逢えない時期は誰にも必ず存在するもの。

どんな優秀なプロゴルファーにも必ずスランプが存在し、神業の技を持った釣り師にも全く魚がかからない日があるように、人知の及ばない運・不運は必ず存在する。
そのことをまず自覚すべきである。

そして二つ目の法則は、どんな境遇にあっても決して諦めないこと。

運・不運の巡りあわせは避けられないが、不運な時期に諦めてオールを全く手離してしまった人間は確実に負けてしまうのである。

むしろ恋愛の不運期というか、休止期にも決してオンナを捨てない意気込みは絶対手放してはならない。

この休止期にオンナを捨てて、恋愛から縁遠いオンナになってしまうと、本当にチャンスは全くつかめなくなる。
縁遠いオンナはますます恋愛のチャンスを遠ざけてしまうのである。

こういう時期にこそ女磨きを怠らない。
出逢いのありそうな所には進んで出ていく。
しかし、ダメなときはダメと心得て、決してガツガツはしない。

ただ、カミナリに打たれたような衝撃を受けた相手に出逢ったときは討ち死に覚悟で攻める。

チャンスはいつ巡ってくるかわからないのだから、その時に自分を最高の状態に保っておくというのが、最高の恋愛をつかむにおいても鉄則であるということを忘れてはならない。

あなたが動けば恋愛はやってくる

最後にもう一度言おう。

恋愛のチャンスは誰かが親切にセットしてくれるものでもなく、神さまが割り振ってくれるものでもない。

あなた自身の意志と努力でつかむものなのだ。

南美希子プロフィール


南 美希子
司会者、エッセイスト。
東京生まれ。
元祖女子アナ。
聖心女子大学3年生のときアナウンサー試験に合格。
テレビ朝日のアナウンサーを経て独立。
田中康夫氏との「OHエルくらぶ」、三宅裕司氏との「EXテレビ」などで司会をつとめる。
光文社のJJに「お嫁に行くまでの女磨き」、VERYに「40歳からの子育て」を長年にわたって連載し、熱烈な支持を受ける。
現在もワイドショーのコメンテーターやシンポジウムのコーディネーター、トークショー、講演、執筆などで活躍中。
化粧品「フォークイーンズ」の開発や美容医療情報のフリーマガジン「MITAME」の編集長もつとめる。
講談社「グラマラス」では「LOVE握力」というタイトルのブログエッセイを連載中。
近著に「オバサンになりたくない!」「美女のナイショの毛の話」(ともに幻冬舎文庫)がある。

恋愛・美容エッセイスト|南美希子オフィシャルフェイスブックページ

Written by 南美希子
Photo by Juliana Coutinho