「冷凍マグロ女」は卒業!男が求める“与える女” になるために

 by 南美希子


モテる女性でいたかったら、人に対して気を働かせること。
これに尽きるのである。

美貌や色気も女の武器であるに違いはないが、美人でそこそこSEXYなのに、今ひとつモテない女性がいる。

こういう女性の共通項は「冷凍マグロである」ということだ。

「冷凍マグロ女」は誰にも求められない

「冷凍マグロ女」……つまり自分からは全く気を働かせようとせず、市場でセリに出された冷凍マグロのようにただドデッとしているだけ、という意味である。

「私は面倒くさがりなもので……」と言い訳する人がいるが、こういった人たちの多くは面倒くさがりというよりも、むしろ鈍感なのである。

面倒くさがりというと、いかにもそれを改めれば万事OKのように聞こえるが、鈍感というのは一つのセンスのなさであるから、なかなか直そうにも直せないものである。

いつも肝心なところでオトコを取り逃がす女性は、相手が何を求めているか常に思いを巡らし、相手の求めるものを差し出す訓練を積むべきだろう。

なぜ男性は高いお金を払って、女性のいるクラブにお酒を飲みに行くのか?

それは商売だと分かっていても、自分の欲しいものをさっと差し出してくれ、自分の聞いて欲しい話を真剣になって聞いてくれ、相づちを打ってくれる女性たちがそこにいるからである。

男性が最終的に欲するのは、自分の心の中にある要求を察知し、それを与えてくれる女性なのだ。

だから相手の話をろくに聞こうとはせず、自分のしたい話だけ夢中になってしゃべりまくり、汗をかいているのにハンカチひとつさしだしてくれないような女性に男性はいずれ愛想を尽かすのである。

ベッドの上でも同じことである。
反応も鈍く、自分から一切能動的に動こうとしない女性はいずれ飽きられる。

この期に及んでも、まだ「私は面倒くさがり」だと言い張れるだろうか?
面倒くさがりを改めて、マメになればモテるというのだろうか?

そうではない。

いくらマメになったとしても、相手の求めているものを嗅ぎ取る能力がなければ意味はない。

相手は背中を掻いて欲しいと願っているのに、一生懸命足の裏を掻いてあげても喜ばれない。

自分の鈍さを素直に認め、自分自身を変えないことには道は開けないのである。

面倒くさがりは決して「いい女」になれない

モテる女性は相手の欲望を嗅ぎ取る能力に優れているものだ。

ちやほやされているようで、実はいつも相手の心の動きを読んでいて、相手の欲しいものを差し出す準備をしているのだ。

それがいい女というものである。

こういう女性は行動にもキレがあって、カッコいい。

「冷凍マグロ女」はいくら美人に生まれても、鈍臭さがつきまとい、いずれ疎んじられる運命にあるのだ。

南美希子プロフィール


南 美希子
司会者、エッセイスト。
東京生まれ。
元祖女子アナ。
聖心女子大学3年生のときアナウンサー試験に合格。
テレビ朝日のアナウンサーを経て独立。
田中康夫氏との「OHエルくらぶ」、三宅裕司氏との「EXテレビ」などで司会をつとめる。
光文社のJJに「お嫁に行くまでの女磨き」、VERYに「40歳からの子育て」を長年にわたって連載し、熱烈な支持を受ける。
現在もワイドショーのコメンテーターやシンポジウムのコーディネーター、トークショー、講演、執筆などで活躍中。
化粧品「フォークイーンズ」の開発や美容医療情報のフリーマガジン「MITAME」の編集長もつとめる。
講談社「グラマラス」では「LOVE握力」というタイトルのブログエッセイを連載中。
近著に「オバサンになりたくない!」「美女のナイショの毛の話」(ともに幻冬舎文庫)がある。

恋愛・美容エッセイスト|南美希子オフィシャルフェイスブックページ

Written by 南美希子
Photo by Nikko Russano