説教好きのモラハラ彼氏に、あなたの言い分を聞いてもらう方法

 by マツタヒロノリ


「だからお前はダメなんだよ! いいか、世の中ってのは……」

ただ話を聞いてもらいたかっただけなのに、それを頭ごなしに否定して正論を振りかざす彼氏に、うんざりしてはいませんか?

彼氏の言うことは正しいかもしれないけど、それをいちいちちゃんと聞いていたら、あなたの心は疲弊してしまいます。

では、どうすれば彼氏にそのことを理解してもらえるのでしょうか?

彼氏を怒らせずに、あなたの主張を通すためのコミュニケーション術を紹介します。

あなたには感情のままに話す権利がある

あなたの話は合理的ではないかもしれないし、それはただの感情の吐露であって、彼氏にとっておもしろい話ではないかもしれません。

しかし、それでもあなたには、彼氏に対し感情のままに話す権利があります。

それを理解できない彼氏のほうが未成熟であって、あなたの人権をないがしろにしているのです。

どんなに親しい間柄であっても、対等で、謙虚で、真摯なコミュニケーションは大切ですし、そういった透明性の高い関係が築けない限り、遅かれ早かれその関係は破綻してしまう可能性が高いです。

では、どうすれば彼氏とそのような関係が築けるでしょうか。


●その1:彼氏が理解してくれるまで、何度も同じ話をする

あなたの要求を聞き入れてくれないのは、あなたの話が伝わっていない、ということでもあります。
まずは「説教して欲しいのではなく、ただ話を聞いてほしい」ということを、感情的にならず、ゆっくりとした口調で、何度も繰り返しましょう。
彼氏がよほど変なひとではない限り、何度も主張を繰り返せば、あなたの立場を理解してもらえる可能性が高いです。


●その2:彼氏の言い分の一部に賛成する

あなたが彼氏に話を聞いてほしいのと同じように、彼氏もまた、あなたに話を聞いてほしいと願っています。
しかし、あなたと彼氏は当然ながら違う人間なので、お互いにすべてを受け入れることは不可能です。
そのため、彼氏の話の一部、あなたが賛成できると思うところだけは、ちゃんと聞き入れましょう。

「○○くんの言う、××というところは理解できるよ。でも△△のところは、私にはできないの。理屈じゃなくて、とにかく苦手なの」

この際に重要なのは、どこまでが理解できて、どこからが無理なのかを具体的に明示することです。


●その3:「わたし」を主語にする

彼氏が「世の中」を主語に正論を振りかざすのに対し、あなたも「世の中」で応戦してはいけません。
ここで問題なのは、あくまでもふたりの関係性の話なので、いつも必ず「わたし」を主語にするように心がけましょう。
そして、彼氏を説得するのではなく、あなたの立場を説明する、という態度に留めましょう。
そうすれば、彼氏に不快感を与えずに、あなたの言い分を聞いてもらえるはずです。


●その4:自己主張の練習をする。自己主張は良いことだと信じる

我々日本人は、これまで自己主張を良しとする文化に育ってきませんでした。
だから、多くのひとは自己主張を苦手としています。
自己主張は、単なるわがままではなく、自他の境界を守り、相互理解を深めるために必要な技術です。
また、自己主張にはストレス・コーピング=ストレスから心を守る効果もあります。
難しいことですが、練習すれば身につけられるものなので、頑張りましょう。


●その5:自分の欠点について質問する

時には彼氏に対し「わたしのどういうところがダメなの?」と、尋ねてみましょう。
もしかすると、耳に痛い話かもしれませんが、そこにはあなたを成長させるためのヒントもあるはず。
そして、その一部を聞き入れることは、彼氏に支配されることではありません。
お互いに気持ちの良い関係性を築くためにも、自分の欠点を見つめることも忘れないようにしましょう。

自分の意見を通しやすい環境作り

最後に、お互いのことを話し合う際に、自分の主張を通しやすいシチュエーションもお伝えしましょう。


●その1:正面ではなく、横に座る

ひとは正面にいるひとに対しては反対意見を出しやすいが、横にいるひとに対しては仲間意識を持ちやすい、という習性があります。


●その2:ご飯を食べながら話す

ひとはいっしょに美味しいものを食べながらケンカすることは、なかなかできません。心理学でいうところの「ランチョン・テクニック」というものですが、これは効果絶大です。


筆者の持論ですが、飲食店のカウンター席ほど二人の理解を深められる場所はないと思っています。

彼氏に話を聞いてもらいたいあなた、今夜はふたりで居酒屋にでも行って、上記のテクニックの練習をしてみてはいかがでしょうか?

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Written by マツタヒロノリ
Photo by *嘟嘟嘟*