「本物のオトコ」とは?そして、それを見極める方法って?

 by 南美希子


まず、オンナを泣かせる「最低なオトコ」たちって、どんなタイプの男性なんでしょう。

No.1は、やっぱり浮気タイプでしょうね。
他にもオンナがいた、2股どころか3股だった……。
「くやしくて、くやしくて、涙も出やしないわ。
私ってなんてオトコを見る目がないんだろう……。」
そういいながら唇をかみしめ、大粒の涙をポロポロこぼす女性をいやというほど見てきました。

続いては、お金にだらしのないタイプ。
ずるずるずるずると、気がついてみたらびっくりするほどの額をカレにつぎ込んでいた。
カードの請求書もいつのまにやら3分の2が男物の洋服店から。
カレってひょっとして、私のヒモだったわけ……?
そう嘆き哀しみ、カレに一方的に別れを告げた後、まるで抜け殻みたいになってしまった、という女性も多く見てきました。

あとは、極度のマザコン。まれに、ホモ。
それから、付き合ってみたらとんでもないキモ男だったなんて言うのもあります。

夢物語みたいな完璧なオトコはいない!

さて、今回はオトコの見極め方です。
いったいどうすればこのような憂き目にあうことなく、すべてに完璧で経済力もあって、おまけによそ見もしないようなオトコと出逢えるのでしょうか?

結論からいうと、そんな夢物語みたいなオトコはこの世に存在しません。
だって、考えてもみてください。
あなた自身だって、外づらは良くっても実は人に言えない難点が色々あるでしょう。
所詮、オトコとオンナなんて「われ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)」に、不完全なもの同士が支え合って、ぶつかり合いながら、何とか手探りでやっていくというのが実はオトコとオンナの本道なのです。

でも、時に人として限度を超えている、人の道に反しているという醜悪なオトコも確かにいます。
いくらオンナ好きであっても、最終的には本命を徹底的に大切にする、命がけで守る、そして他のオンナとよしんば寝てしまったたとしても、はっきりこう言えるオトコ、そういう人は本物だと思います。

「オトコとして最低かもしれないけど、実は僕には守るべき人がいるんだ。
あんまり君が魅力的だからついついこんな関係になっちゃったけれど、悪い。恋人にはなれない。」
たとえ相手の女性から灰皿を投げつけられようと、そのままじっとこらえてる男の人って
どこか一途で許せちゃいそうではありませんか?

浮気ひとつしない魅力に欠ける安全運転のオトコより、私は俄然こういうタイプのオトコが好きです。

逆に、「今の彼女とは必ず別れる。」なんて心にもないことを言って、女性を口説こうとするオトコ。
これは卑怯ですよね。
結局、本命はもとより遊びで付き合った女性のことも大きく傷つけてしまうわけです。
その場しのぎの口から出まかせオトコは大NGです。

本物のオトコとは?そして、それを見極める方法とは

一本筋の通ったオトコ。
守るべきものは命がけで守るオトコ。
自分に正直でまっすぐに生きているオトコ。

こんな男性は本物の証だと思います。
では、どうやって見極めるのか。
それは、まず彼という花を大勢の人の中に活けてみることです。
一輪挿しではなく、一つの花瓶にいけた色とりどりの花のひとつとしてカレを観察するのです。

やっぱり、この花はほかの花より光ってるな。
ひとの見えないところで汗かいてるし、嘘をつかないし。
そう思えたらしめたものです。

反対にいつもいつも、密室でふたりっきりでいたのでは、カレの人間性は意外と見えないものです。
おまけに、SEXというきれいな雪にまぶされてしまうと、荒れた地面も覆いかぶされて見えなくなります。
職場、サークルなどで、彼がどのようにふるまうのか、彼が仲間からどのように評価されているのか、しっかり観察することはオトコを見誤らないための第一歩と言えるでしょう。

もうひとつ。
有事の時のカレのふるまいを冷静に観察すべきです。
オトコの人が下心で充満しているときは、とにかく優しい。
このオンナをなんとか落としてやろうと思っているときは、たとえDVオトコであっても、蜜のように優しいものです。
初めてのSEXまでは、どんなオトコもとびっきり優しい。
この格言を胸に刻みましょう。
せいぜい1〜3か月くらいまでは、どんなオトコも優しいのが当たり前。
しかし、蜜月期を過ぎ、あなたが病気になったとき、逆境に置かれたとき、あなたの家族が病気になったときの対応はじめ、あなたのペットに対する態度、世の中の弱いもの・小さいものに向ける彼の眼差しなどに表われてきます。

そんな場面こそ、カレの真価をはかるチャンスだということをくれぐれも忘れないでください。

南美希子の恋愛計算式「ワタシ+」

南美希子プロフィール


南 美希子
司会者、エッセイスト。
東京生まれ。
元祖女子アナ。
聖心女子大学3年生のときアナウンサー試験に合格。
テレビ朝日のアナウンサーを経て独立。
田中康夫氏との「OHエルくらぶ」、三宅裕司氏との「EXテレビ」などで司会をつとめる。
光文社のJJに「お嫁に行くまでの女磨き」、VERYに「40歳からの子育て」を長年にわたって連載し、熱烈な支持を受ける。
現在もワイドショーのコメンテーターやシンポジウムのコーディネーター、トークショー、講演、執筆などで活躍中。
化粧品「フォークイーンズ」の開発や美容医療情報のフリーマガジン「MITAME」の編集長もつとめる。
講談社「グラマラス」では「LOVE握力」というタイトルのブログエッセイを連載中。
近著に「オバサンになりたくない!」「美女のナイショの毛の話」(ともに幻冬舎文庫)がある。

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