映画ブラック・スワンに学ぶ『背徳のエロス女子』になる方法

 by マツタヒロノリ



影のある女性はどこかミステリアスでとても魅力的である。
もっと言うならば、影のある女性はエロい。
さらに言うならば、危なげな“背徳感”がある女性はことさらエロい。

今回ご紹介する、『背徳のエロス女子』になる方法で“背徳感”を身につけることができれば、たちまちモテモテになるだろう。

映画『ブラック・スワン』を見た男性の反応に注目!

映画『ブラック・スワン』が、主演のナタリー・ポートマンが体当たりで挑んだ迫真の演技と、綿密に練られたプロットで好評を博している。
しかしながら、多くの男性は映画の内容もさることながら、ナタリー・ポートマンが演じる主人公のニナに心を奪われているようだ。
彼らは口を揃えて、ナタリー=ニナのエロさを賞賛している。

いったい何故、男たちはこの作品にムラムラと欲情してしまうのか。
ナタリー・ポートマンが美女で胸ポチだから?
いいや、それだけではない。
作中でどんどん堕落していく彼女の姿に、何とも言えない“背徳のエロス”を感じるからである。


『ブラック・スワン』とは、バレエ『白鳥の湖』の主演に抜擢され、潔白なホワイト・スワンと官能的なブラック・スワンの二つを演じることになった主人公のニナ(ナタリー・ポートマン)が、あまりのプレッシャーに精神を病んでいくサイコスリラーだ。

生真面目で几帳面な性格のニナは、いかにして官能的で邪悪なブラック・スワンを演じきったのか。

そのプロセスには、男たちを激しく欲情させる“背徳のエロス”が盛り沢山である。

巷に溢れる「愛されテクニック」とやらを試してみても、いっこうにモテる気配がないというあなた。あなたに足りないのはきっと、性的な魅力だ。
清純で貞潔な女が愛されたのはもはや昔の話。21世紀は女性の社会進出にともない、自由貿易(ヤリマン)女子が天下を取る時代である。
どんなに料理が上手でも、どんなに性格が良くても、エロくなかったらすべて無駄な努力だ。

男たちから退屈な女なんて言われないように、ニナの堕落っぷりから“背徳のエロス”を学んでみよう。

背徳1:何はともあれ、性に対して前向きになろう

せっかく主役に選ばれたものの、バレエ団の監督の言う「情熱に身をまかせること」が出来ず、ブラック・スワンを表現しきれないニナ。
そんなニナに対し、監督はオナニーをするよう命じる。
ブラック・スワンとなって観客を魅了するためには、性的な悦びを追求することが必要不可欠だと言うのだ。

作中で大胆なオナニーを披露するニナを観て、ほとんどの男は股間に熱いものをたぎらせたことだろう。
そう、男は女のオナニーが大好きなのである。

オナニーなんてしてたら男に引かれるんじゃないか、なんて心配はまったく無用。
その程度で引く男は、童貞ボーイだけである。

ためしに男友達に自分のオナニー話をしてみると良い。確実に、目の色を変えて食いついて来るはずだ。

それに、オナニーは男受けが良いだけではない。
オナニーをすることによって女性ホルモンが活発になり、美容にも効果があると言われているのだ。
さらにオナニー慣れすることによって感度が良くなり、オルガスムスに達しやすい体質にもなるとも言われている。
しかも、オナニーはタダだ。

女性の身体にとってもいいことづくめのオナニー。
なんとかエクセサイズで奇妙な踊りを踊る前に、まずはオナニーをすることがモテ女への第一歩であると言えよう。

オナニーを連呼して失敬した。

背徳2:酔ったときはとことん開放しよう

ある夜、母親といさかいを起こし、同じバレエ団のリリー(ミラ・キュニス)に誘われクラブへと出かけるニナ。
そこでニナはリリーにそそのかされ、麻薬を飲んでしまう。
酩酊し、訳がわからなくなったニナは、その日の内に男性と体の関係になる。

まさにビッチ極まれり、という感じだが、男サイドから見ればそれもまた魅力的である。

もちろん麻薬を使うのはダメ、絶対! だが、なにかに酩酊するのは女として悪いことではない。
別に酒でも音楽でも、何でもいいのだ。
ここで大切なのは、我を忘れてハチャメチャになることである。ベロンベロンに酔った女は、男にとって最高に扇情的なものなのだ。

「普段はマジメなあの娘が、今日は何だか大胆!」
そのギャップが男たちの本能をかき立てるのである。

もちろん、手当たり次第に男を漁っていれば、トラブルに発展することもあるだろう。
だが、そんな時は、「酔ってて何も覚えてないの」の一言で万事解決である。

女の特権をフルに活用し、被害者ぶってしまえば良いのだ。
そうすれば男は、「俺が守ってやらなきゃ」と、勝手に盛り上がってくれることうけあいである。

背徳3:レズプレイにまで挑戦出来る女になる

クラブで男を食い散らかしたニナは、リリーと共に自宅へと戻り、あろうことか女同士でおっ始めてしまう。
お互いを激しく求め合う濃厚な濡れ場は、作中で最も刺激的なシーンのひとつだ。

さすがに、これには抵抗がある人がほとんどであろう。
しかしながら、もしそんなプレイをしている女性がいたら、ほとんどの男はイチコロである。

何故か?
常識にとらわれず、相手の性別すら無視してセックスしてしまう勢いが、無限のエロスを感じさせるからである。
そして、その行為がタブーであるからこそ、さらに背徳感を増し劣情をかき立てるのである。

男は決してレズビアンが好きなわけではない。レズプレイをするという心意気が好きなのだ。
そんなエロい女性となら、とんでもないプレイが期待出来そうではないか。
かなりハードルが高い行為ではあるが、チャレンジしてみる価値はあると言えよう。

背徳4:執着心と嫉妬心は、恋愛における醍醐味

さて、そんな感じで順調にぶっ壊れていくニナだが、本番当日はさらに滅茶苦茶である。

「役に潰されてしまう」と言って制止する母を乱暴に振り払い、劇場へと向かうニナ。
代役として選ばれていたリリーと押し問答し、ついにはもみ合いに発展。
感情のままに暴力をふるい、取り返しのつかない悲劇を生んでしまうのだった。

女の恐ろしさをひしひしと感じる陰惨なシーンだが、実はここにも男を惹き付けるモテ要素があるのだ。

もちろん、普通に考えたら、そんな頭のおかしい女はごめん被りたいところである。
ところがその激情が、男の本能を刺激してしまうのである。

何故なら異常とも言える執着心、嫉妬心は、恋愛における醍醐味だからだ。

男女がお互いを気遣う、爽やかで健全な付き合いなど、上っ面のままごとに過ぎない。
真の恋愛とは、己の醜い部分を晒し合い、グチャグチャになって狂おしく身悶えるものなのである。

ニナの激情は、そんな濃厚な性をプンプンと漂わせているのだ。

タブー行為のオンパレード、それがモテの秘策!

さて、様々な体験を経て見事、官能的で邪悪なブラック・スワンを演じきったニナ。
そのプロセスははっきり言って、女性にとってタブーと言われている行為のオンパレードである。

だが、そういった“背徳のエロス”が男をとてつもなく興奮させるのもまた事実。

いまいち恋愛が上手くいかない、盛り上がらないというあなたは、ニナのように情熱に身をまかせ、「ブラック・スワン女子」を目指してみよう。
きっとそこには、かつて味わったことのないような刺激的な恋愛が待っているはずだ。

Written by マツタヒロノリ
Photo by CREATVDAD