なでしこ1千万円に対して体操は?メダル報奨金の格差がひどい
by 郷雷子
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ロンドンオリンピック、日本のメダル獲得数は8月5日時点で27個。北京オリンピックの総獲得数25個をすでに上回りました。実は、メダルを獲った選手には特別ボーナスが支給されます。
しかし、競技ごとの激しい格差が発生しているようです。
オリンピックのメダル報奨金は競技によって違う
日本オリンピック委員会(JOC)は、メダルを獲得した選手に“報奨金”を支払うそうです。金額は、金300万円、銀200万円、銅100万円とのこと。とても気合いが入りそうなボーナスですね。
実は、選手たちのメダルの報奨金はこれだけではありません。各競技の関連団体からも報奨金が支払われます。
●その1:なでしこジャパンは1000万円超え
日本サッカー協会は、金150万円、銀100万円、銅50万円。そして、注目度の高い女子の勝利給(試合毎に支給)はおよそ30万円と言われています。さらに同協会幹部によると「金メダルならW杯と同じようなボーナス(およそ500万円)を考えている」とのこと。
なでしこジャパンが金メダルを獲得すれば、日本オリンピック委員会からの報奨金を合わせると全部で1000万円超えの大金を受け取ることになります。
●その2:女子レスリングで3連覇すれば最高1000万円
日本レスリング協会は、金300万円、銀200万円、銅100万円。ただ、吉田沙保里選手、伊調馨選手がオリンピック3連覇を達成した場合、メダル報奨金を最高1000万円まで増額する可能性を示しています。
●その3:水泳は太っ腹な協賛企業から3000万円
日本水泳連盟は、金200万円、銀100万円、銅50万円。さらに、日本代表オフィシャルパートナーのGMOクリック証券から、金3000万円、銀300万円、銅100万円が贈られるそうです。
●その4:体操は50万円でちょっと控えめ
日本体操協会は、金50万円、銀30万円、銅20万円とちょっと控えめ。しかし、個人総合で金メダルを獲得した内村航平選手が所属するコナミは、特別ボーナスの支給を検討中。COO(最高執行責任者)によると「最終的にはオリンピックが終わってからいろいろ考えたい」と語っているそうです。
●その5:バトミントンでタナボタボーナス発生
日本バドミントン協会は、金1000万円、銀500万円、銅300万円。
先日、強豪4ペアが“無気力試合”で失格した関係で、日本の藤井瑞希選手と垣岩令佳選手ペアに準決勝が巡ってきました。タナボタな展開でしたが、フジガキペアはしっかりと実力を発揮し銀メダルを獲得しています。
●その6:「最低でも金7個」と言っていた柔道は…
オリンピック前、強化委員長は「最低でも7個の金メダル」、男子代表監督は「金は最低3個」などと発言。しかも「メダル獲得は当然」として、柔道関係団体からのメダル報奨金はゼロ。
そんな方針が影響したのかしなかったのか、金メダル獲得数は伸び悩み、松本薫選手の1つのみとなってしまいました。
●その7:番外編・外国のメダル報奨金
開催国イギリスのオリンピック委員会は、「選手たちは国を代表するのだから、報奨金で意欲を高めずとも力を出してくれるはず」として支払いは一切なし。
韓国では、金メダルの報奨金は6000万ウォン(約420万円)。さらに、オリンピックを含む国際大会の成績が高い選手は生涯に渡って100万ウォン(約7万円)の年金が支給されたり、徴兵が免除されたりするそうです。
また、ロシアではメダリストに高級車やマンションが贈られ、インドでは鉄道の個室車両生涯乗り放題の権利が与えられるとのこと。
オリンピックのボーナス事情を知ってから試合を見ると、応援に力が入りそうですね。
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